5/27(土)、”BEEF OR BEER” と題して、醸鹿とStreetlight Brewing、北大短角牛の販売を行うWACCA Table でコラボイベントを開催しました!
今回のイベントでは、北大周辺の20代の方々にビール醸造所の見学や北大短角牛の食べ比べ、そしてStreetlight Brewingさんのビールと短角牛の料理のペアリングを体験していただきました。
イベント参加者の皆様からは、「『食』と『酒』の魅力を再発見できました」「参加者同士で交流ができ、知識豊富な話が聞けて面白かったです」などの感想をいただき、醸鹿の目指す「つながりを生む宴」を体現したイベントの一つとなりました!
本記事では、そんなイベントのレビューをお届けします!
Streetlight Brewingとは…?
札幌の中心街から少し西に離れた桑園エリアで2023年2月に醸造を開始した新しいブルワリー。
「グラスに注がれたビールは、まちに降り注ぐ光」の想いから、札幌をはじめ全国各地を明るく照らすようなビールをつくっています。
JR桑園駅から歩いて10分ほどのタップルームには、常時約10種類のビールがオンタップしており、タップルーム後方の醸造施設を覗きながらクラフトビールを楽しむことができます。
イベント当日は、ビール王子としても活動しているStreetlight Brewingの宮口さんに醸造施設の案内をしていただき、ビールの試飲も行いました!
まず初めに、この醸造施設で初めて作られた「点灯宣言IPA」の酵母違いである「点灯宣言IPA -Another Edition-」で乾杯!トロピカルでゴクゴク飲めてしまうビールとともに会をスタートしました!
また、短角牛の料理と合わせて〈Hello World〉シリーズから、「#06 Westside St.」、「#07 Eastside St.」、「#09 Blackberry San」をご用意。それぞれ、Westcost IPA、Hazy Pale Ale、Fruited sourとかなり異なったスタイルのビールで、Streetlight Brewingが醸し出す様々ないろを感じていただきました(ビールの味の解説は後ほど)!
「普段あまり飲まないタイプのビールが飲めて楽しかった!」という嬉しいお声もいただきました!
北大短角牛とは…?
札幌市から南東に約150km下った新ひだか町にある、北海道大学の静内研究牧場。広大なこの研究牧場で主に放牧によりのびのび育った牛が、北大短角牛です。
夏は青草、冬は乾草やとうもろこしサイレージを飼料に、牛の糞尿は肥料に使用するなど、持続可能な土地利用型生産システムで育てられた純北海道産の牛です。
この北大短角牛の魅力は何と言っても綺麗な赤身。しっかりと歯応えがあり、噛むほどに臭みのない肉本来の香りと旨みが広がります。また、甘い脂身もぜひ味わっていただきたいポイントです。
イベント当日は、ランプのローストビーフ、ハンバーグ、フィンガーミートの焼肉風と部位や調理法を変えて、北大短角牛の魅力がたっぷり詰まったプレートをご用意しました。
これらの調理は、料理人でもあり北大短角牛の販売も行うWACCA Tableの代表である佐々木さんにお願いし、その味の魅力はもちろん、北大短角牛の育つ環境やたくさんのこだわりをお話ししていただきました。参加者の皆様には北大短角牛のストーリーとともにお肉の旨みを楽しんでいただけたのではないでしょうか?
醸鹿的ビール×短角牛ペアリング
醸鹿からは、「お酒と食べ物のペアリング」をより身近に感じていただけるような、実は日常生活に隠れているペアリングをご紹介しました。
今回の醸鹿的ペアリングはこちら!
【#06 Westside St. × タコス】
ホップの爽やかな香りとしっかりとした苦味を持つIPAスタイルに、スパイスの香りと短角牛の持つ旨味が引き立ったタコミートを合わせました。
メキシカンなガッツリとしたニュアンスとIPAの独特な爽やかさが相性抜群でした!
【#07 Eastside St. × 柚子胡椒×牛焼肉】
濃い旨味を持つ、オーツ麦の濁りが特徴的なHazyスタイルに、優しい塩味と辛味、ゆずの香りが爽やかな柚子胡椒。
濃い旨味が鰹出汁のようなニュアンスを持つビールに、和の要素を持った柚子胡椒を合わせました!
【09 Blackberry San × 短角牛の生姜焼き】
ブラックベリーとレモンの爽やかな酸味と香りが特徴的なフルーツサワーエールに、生姜の独特な風味と旨みののった牛の脂。
組み合わせてみてびっくり!生姜とブラックベリーの爽やかな香りが合う!
後味を切る酸味が牛の旨味の後味を綺麗にまとめてくれました。
今回一番人気だったペアリングは、 Eastside St. × 柚子胡椒×牛焼肉でした!
「Westside St.と生姜焼きも合う!」など、それぞれが発見したことを同じテーブルの方々とシェアする様子も見られました!
まとめ
北大周辺に新しく誕生したクラフトビール醸造所と、”北海道大学の食べられる研究成果”である北大短角牛とコラボした今回のイベント。参加してくださった皆様と、本記事を読まれている方々にお酒と食の新たな魅力が存分に伝わっていたら嬉しいです!
醸鹿では今後も、幅広い年代の方に向けてイベントを開催する予定です。皆様のご参加をお待ちしております!
Streetlight Brewingの宮口さん(右)、WACCA Tableの佐々木さん(左)、当日運営を手伝ってくれた北大ビールサークルの宮地くん、ありがとうございました!
Streetlight Brewing
Wacca Table
北大ビールサークル
執筆者:キヨ(日本酒部)、つちや(ワイン部)
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